こんにちは、iPhone専門店<カウトック>編集部です。
ついに販売開始となったiPhone13シリーズ。
従来の12シリーズとの違いについて、やや専門的な内容もあるということで、具体的によく分からないという方も少なくないのではないでしょうか?
今回は、私たちが携帯屋の目線で、その違いを徹底解説していきます。
ぜひ参考になれば嬉しいです。
この記事の目次
iPhone13の特徴
■本体
まず、そこまでびっくりするほどの違いは無かったのですが、画面サイズは同様で、本体の厚さと重さが若干異なっており、これはカメラの大きさが異なることに起因します。
■バッテリー
またバッテリーが改良され、ビデオ再生が最大19時間、ストリーミング再生最大15時間、オーディオ再生最大75時間に伸びました。
■画面の明るさ
画面の明るさも限界値があがったため、日光があたっていても少し見やすくなりました。
■デュアルeSIM
物理SIMが無くてもeSIMのみでiPhoneを利用することが出来るようになりました(実際にeSIMだけで運用する方は少ないと思いますが)。
■CPU
CPUもアップデートされ、処理速度が上がったため画像などの表示が速くなりました。
データ容量は非常に増え、128GB ~ 512GBまでのラインナップとなっています。
■カメラ
カメラの性能は全体的に向上し、手ブレ補正が強化されたり、「鮮やか」「暖かい」「冷たい」といったスタイルを選んでトーンを変更できるフォトグラフスタイルという機能が追加されました。
■ビデオ
上記カメラで触れた手ブレ補正がビデオ撮影時にも利用できるようになり、シネマティックモード(詳細は後述しますが、目立つ被写体がフレームに入りそうなタイミングを予測して撮影する機能)も実装されています。
iPhone13Proの特徴
■ProMotion搭載Super Retina XDRディスプレイ
明るくなり、視認性がアップしました。
コンテンツに合わせて自動的に画面のリフレッシュレート(一秒間に何度ディスプレイが更新されているか)が変わります。
可変範囲は10Hzから120Hz。テキスト主体なら10Hz、静止画メインなら60Hz、ゲームは120Hzというように、適切なリフレッシュレートに変化します。
ProMotion搭載画面は、画面の読み込みを1秒間に120回も行っているので、タッチした時の反応速度が非常に速くなっています。
■カメラ
アウトカメラは、有効1200万画素望遠カメラ(F2.8)+有効1200万画素広角カメラ(F1.5)+有効1200万画素超広角カメラ(F1.8)の3眼構成となりました。
望遠カメラ/広角カメラはデュアル光学式手ぶれ補正、広角カメラはセンサーシフト光学式手ぶれ補正に対応しています。
iPhone 13 Proの超広角カメラは1.92倍多くの光が取り込めるようになり、12Proシリーズの2倍望遠と比べて、ぐっと近くに寄れるようになりました。
F値が2.4から1.8へと小さくなったことに伴って被写界深度が浅くなったため、今までピント固定式だったものがオートフォーカスに対応しています。
さらに焦点距離が小さいことを生かし、最短撮影距離が2cmとなったため、マクロレンズ的な使い方も可能になりました。
センサーサイズが大きく、F値が小さくなったためポートレートモードでなくともそこそこボケてプロ仕様の撮影を行うことが可能です。
暗所性能も良くなっており、三脚に固定することで最大30秒のナイトモードが起動し、満天の星空を写すことも可能です。
3つのカメラすべてが「ナイトモード」となります。
■シネマティックモード
Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大4K、60fps)、4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps)などに対応しました。
さらに、浅い被写界深度でビデオ撮影(1080p、30fps)できる「シネマティックモード」を搭載しています。
また、基本的にはAIが被写体にピントを合わせ続けます。
ピントの変化は被写体が変わる際などに自動で行われます(被写体が後ろを向くと、向いている方向に自動でピントを合わせるといったことも)。
■デュアルeSIM対応
これまでのiPhoneだと、主回線・副回線のどちらか一方は物理SIMにする必要がありましたが、iPhone 13であれば、eSIMだけでDSDS(デュアルSIM/デュアルスタンバイ)が可能となりました。
どのような方にiPhone13がおすすめ?
キーボードやバッテリーの改良により、ややニッチかもしれませんが、音楽ゲーム(音ゲー)を楽しむ方にとっておすすめ、という意見がありました。
また、動画配信を多くする方にとっても、端末のスペックが上がったことは嬉しいと言えるでしょう。
データも大容量を保存できるようになったことで、カメラとして十分に活用できるのではないかと思います。
全体として、普段の仕事や日常生活でより良いカメラを利用したい、より活用していきたいという方には非常におすすめです。
これまでにないほどのクオリティとなっています。
実際にカメラを利用してみて驚いたことが、シネマティックモードでの撮影時、被写体である人物が向いている方向にまた他の人物がいたとき、その人物にも自動でフォーカスがあたることです。
前述で触れましたが、これは編集部で実際に使用してみたところ、皆驚きを隠せない様子でした。(笑)
文字では伝わらない部分ですので、気になる方はぜひAppleストアなどで体験してみてください。
■各キャリアの販売価格
以上、iPhone13シリーズで出来るようになったことを解説してきました。
全体としてスペックが向上したことが分かりましたが、やはり一番の目玉はカメラ性能でしょう。
13シリーズを購入するほどではないがiPhone機種を変更したいという方は、ぜひカウトックで品質の高い中古iPhoneの購入も検討してみてくださいね!
ではまた次の記事でお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました!